長男は今の自治体では年中から療育に通っています。
自治体、利用者の状況によると思いますが、月3回の利用となっています。
私が働いているので、2回の集団療育は義母に行っていただくことが多いのですが、
個別の療育が日程が調整出来るので、私の勤務表が出てから、休みの日に合わせてもらっている感じです。
療育については賛否あると思いますが、私は行っていて良かったと思います。
療育に通うメリット
本人の特性に気づくことができる
私が長男の障害というか違和感には、集団生活で生活してみて初めて気づきました。
それまでは、男の子だし、やんちゃなのはこんなもんか
と思っていました。
でも、同学年の子と比べてみると、
どうしても
集団行動が取れていない、指示が入りづらい、人との距離の取り方が分からない
といった特性が目についてきて、とうとう保育園の面談で指摘されてしまいました。
その時、もちろんショックもありましたが、どちらかというと「やっぱり」という感覚でした。
でも、なんとなく扱いづらい、他の子とは違うということはわかっても、
どういったところが違って、どういうところが通常発達なのかがわからない。
なので、療育で専門の方にみてもらうことで、本人の苦手とするところを教えてもらえてよかったです。
特に私が参考になったのは理学療法士さんのお話で「体幹の使い方が苦手」というのは
指摘されて初めて知りました。
やはり専門の方の視点は必要だと感じました。
周りの対応の仕方が学べる
療育でのプログラムを見て、最初の感想は、「遊んでるだけに見えるな」でした。
もちろん遊んでいるだけではありません。
その子の特性に合わせた関わりをしているんですが、
劇的な変化を期待していた私としては、物足りなさを感じていました。
ですが、今なら言えることは、「療育とは親が学ぶ場所」ということ。
子供を変えてもらうところではなく、親が変わるところだということはすごく強く感じました。
月に3回しか利用しない場所なので親が学んで、家で活用するというのが、正しい利用方法なのかなと思います。
関係機関との連携が取れる
療育を利用すると、在園している幼稚園、保育園と連携を取ってくれます。
もちろん保護者の了承を得てからになりますが、私は連携を取ってもらえているのはかなり助かっています。
なかには障害のことを知られたくないと思う方もいると思うので、そこはそれぞれですね。
療育の先生が園訪問もしてくださり、集団での生活を見てくださって、保護者、園の先生にフィードバックしてくれます。
そこで保護者は普段知ることの出来ない集団での生活が知れるし、
園の先生はその子に合った援助の仕方を知ることができるのです。
保育園の生活は保育園の先生からも聞くことはできるのですが、
先生たちが見ていない視点であったり、細かい様子だったりを療育の先生は見てくれているので、
この園訪問、かなり重要だと私は考えています。
また、来年小学校入学になるのですが、小学校見学、就学相談など、小学校との連携も率先して取ってくださいます。
この小学校見学については後日ブログ内で記載したいと思います。
→ 記事「就学前相談」に詳しく書いてあります。
賛否ある療育ですが、私はかなり助けられているので、利用を考えている方にはぜひオススメしたいです。
ただし、療育園によってもかなり違いがあるので、事前に調べたほうがいいです。
ちなみに私の自治体はどの園を利用するかは完全保護者の判断に委ねられます。
(前の自治体は、発達支援センターの会議により決定していました。なので保護者は選べません。)
利用者層、何の障害の子が多いのか、
支援事業所は別にあるのか(ここが一緒の施設にあると、支援計画書を立ててもらうときに窓口が一つで楽だよ)
こういったことを踏まえて選びました。
あとは療育園の先生の資格も重視しました。
臨床心理士さんがいるのか、理学療法士、作業療法士さんの介入があるのかも気になるとことです。
療育園の選び方も
今後ブログ内で紹介出来たらと思います。
色々書きましたが、皆様に合った療育先が見つかりますように。
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