前述した放課後デイサービスを実際に見学したお話を書きたいと思います。
コミュニケーションの訓練重視の施設
長所
ここは比較的若い方が管理者をしており、スタッフの方も若い方が多いです。
そのため、学校というよりお姉さんお兄さんが楽しく接してくれるという印象がありました。
また、プログラムが一日30分と短く、他は自由時間(ただし宿題などやることをきちんと終えてから)と比較的自由度が高い施設です。
そのため、あまりきちんと決められたことを行うことが苦手だったり、集団生活に窮屈さを感じるタイプの子は過ごしやすいかと思います。
また、送迎バスも出ており、小学校が終了したらバスのお迎えが来て、18時に自宅に送ってくれるといったプログラムになっています。
ここは小学校からも自宅からもバスで10分程度で着くので、時間も短く安心できます。
短所
先述したように一日30分のプログラムのみなので、自由度が高いのはいいのですが、逆に自由時間をうまく使えない子には不向きかもしれません。
なんとなく時間が過ぎてしまって、時間を持て余すことになってしまう可能性があります。
また、小学校のある時には送迎時間に問題はないのですが、長期休みはなんと10時からしか自宅にお迎えのバスが来ません。
そもそも開所時間が9時からなので、どう頑張っても長期休みの利用は、共働きの家庭には無理です。
仕事に間に合いません。
9時に送っていったら、仕事に間に合いません(泣)
また、理学療法士や言語聴覚士といった専門家が介入しているわけではないので、そういったケアを求めている方には物足りないかもしれません。
運動療法重視の施設
長所
ここは小学校~施設、施設~家の送迎バスが出ており、長期休みの時でも送迎の時間が各家庭に配慮されています。
例えば朝7時30分に家を出るので、家に7時30分に迎えのバスを依頼したいですといえば、調整してくださいます。(あまり早すぎると調整するのは難しいかもしれませんが)
家への送りも家庭の事情に配慮して調整可能だそうです。
こういったことを踏まえ、両親共働きの家庭の利用に対してかなり理解がある施設だと感じました。
また、運動場が広く、車通りも少ないため、外で遊ぶ活動がかなり多いとおっしゃっていました。
しかも、週3回は運動療法の活動があり、バランス感覚の訓練など、現在息子が苦手としている分野を、放課後デイサービスで訓練していただけるのは、とても有り難いです。
息子を連れてきてくださいとあらかじめ言われており、その上での見学だったので、施設の方も、息子本人も安心した様子でした。
身体を動かすのが好きな(じっとしていられない)息子に取っては、広い敷地というのはかなり安心したみたいです。
また、施設のスタッフ対児童は1対2~3人という手厚い様子だったので、じっくり見ていただけそうです。
短所
短所としては、やはり片道15分送迎バスに乗車する必要があるということです。
しかも、添乗員はいなく、運転手さんのみというのが少し不安。
トラブルがあった場合は路肩に止めるとおっしゃっていたけれど、多くて4人の子供を乗車して、運転するのって大丈夫なのかな‥・
送迎時の安全は命に関わることだから、要確認
また、これは長所でもあるところなのですが、ルールを守れるようになってほしいという目標を掲げているところなので、少し厳しめかもしれないということ。
施設の方も
うちは厳しめの所ですよ(笑)
とおっしゃっていたので、毎日通うとなると、本人が疲れてしまわないかなと心配しております。
放課後デイサービスの併用
以上2つの施設を見学してみて、我が家は
放課後デイサービスの併用をすることにしました。
基本週5のうち週3コミュニケーション重視の施設、週2運動療法重視の施設
長期休みは、送りが間に合わないので運動療法重視の施設のみ
で利用しようと考えています。
放課後デイサービスのは両方の施設とも1日400円程で昼食を用意してくださるので、お弁当の用意をしなくていいこと、
送迎バスがあるので送迎の負担がかなり減るのは
共通で有難い要素ではあります。
ですが、自治体によっては最大利用日数23日申請が通らない場合もあるので、共働き家庭は念のためキッズクラブにも申請しておくことをお勧めしておきます。
キッズクラブは申し込んで3月に利用申請取り下げもできるようです。
共働き家庭は様々な可能性を考えて動かないといけないのが大変ですよね…
以上で我が家の放課後デイサービスの見学、利用予定を記載しましたが、
今後申請や実際の利用方法はどうなったかはまた3月以降に記載していこうと思います。
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