前回の記事「就学前相談の説明会」の続きのような形になります。
就学前相談の説明会が終了し、就学前相談の予約を取りました。
小学校の各学級の見学、小学校の先生との面談があるので、どうしても1日では完結せず、2日に分けて行いました。
就学前相談の流れ
1日目:通常級と支援級の見学+先生との面談
1日目はまず通常級の見学をさせていただきました。
通常級
見学させていただいた通常級は1クラス30人でした。
40人以上だともう1クラス増えるという決まりになっているみたいです。
私の印象としては、結構ギュッとしているな‥・
私たちの時代は1クラス40人だったのでそれに比べたら少ない人数だと思うのですが、それでも私の想像より、1クラスの人数が多いように感じてしまい、

こんな人数で息子はやっていけるのかな‥・(不安)
と感じました。
少し安心した要素としては、最近の授業は黒板だけじゃなく、スライド等使用していて、
ずっと視覚的に見やすい授業になっていたところです。
支援級
次に知的支援級と自閉・情緒支援級の見学をさせていただきました。
見学時、どちらも児童は2人ずつしかいなかったのですが、在籍している8人全員がいることは稀だそう。
その理由は、体育や音楽などは通常級で受けていることが多いから。
学年毎に時間割が違うので、一緒の時間に同じ教科をうけるのは同じ学年の子が多いかも知れませんね。
ただ、一人の先生がさまざまな学年の子を同時に教えることもあるので、支援が必要な度合いが強い子が一緒だと、なかなか手をかけてもらえないかも‥
という不安はあるかも知れません。
でも、やはり児童の人数が少ないのは、周りの刺激に弱く、適宜声かけの支援が必要な息子にはこちらの方が合っているような気もしました。
先生との面談
二つの学級の見学が終わり、学校の先生と教育研究所の方と面談となりました。
生育歴や今までの療育歴、受けた発達検査、療育の先生からの紹介状等を元に面談をします。
また、進学に向けて親として不安なことも聞いていただけました。
その上で支援学級、通級指導室を利用するのに必要なで続きの説明が入ります。
意外だったのは、私は学校側が「支援級」「通常級」と決定すると思っていたのですが、学校側としては提案することもないそうです。
相談も、最終決定もすべてはその家庭の意思が最優先されるそうです。

有り難いけど‥・プレッシャー(汗)
親としては全責任が自分にのし掛かっているようで、すごく不安を感じました。
とはいえ、先生のお話を直に聞けたのと、現在の息子の状況を知っていただいた上で心配事を共有できたのは少し安心しました。
注意!
でも、この時点では担任の先生が決定していないので、配慮して欲しいこと、心配事がある場合は4月に直接担任の先生とお話する機会を設けてもらった方がいいみたいですよ。
後日教育研究所の方に教えてもらいました。
2日目:通級指導室の見学
2日目は自閉・情緒の通級指導室の見学の曜日に再度小学校に伺いました。
通級指導室
通常級とは少し離れた教室で、通級指導室の担当の先生とマンツーマンで授業を行っていました。
見学した時の生徒は多分息子と同じように多動傾向が強そうな印象を受けた子だったのですが、
先生は適宜声かけや、集中できるような工夫でその子の興味を引きつけていたので、
その子も無理なく机に向かえていたと思います。
教室を一人で使えているので、時々クールダウンできるスペース、時間もあり、
まさにその子のための授業といった感じでした。
時々理学療法も取り入れていたし、療育の一面もあったと思います。

この授業が毎日あったらいいのにな‥・
と思う位魅力的だったのですが、
週1回の通級指導室以外は、普段の通常級で授業を受けることになります。
そのことが私の中で不安に思ったことでした。

普段あの大人数の中で授業を受けるのか‥・どうしよう
以上で見学が終了し、軽く教育研究所の方と話して2日目は解散となりました。
就学前相談後の感想
2日間にわたって小学校に伺ったので、小学校の雰囲気がつかめてとても良かったです。
特に支援級の先生は異動が無い限り来年も同じ先生だということで、
先生にお会いできたのも有り難かったです。
また、自分が想像していた通常級、支援級のイメージと、実際見た各学級の雰囲気がかなり違ったので、見学させてもらって良かったなの思います。
通常級は思ったより児童が多く、ガヤガヤしているなと思ったし、
支援級は意外に落ち着いている様子でした。
見学を経て、通常級+通級指導室にするか、支援級にするか
どちらにするかすごく悩みました。(今も悩んでます)
まだ決定まで数ヶ月あるし、
どちらの学級に入っても進学後その子に合わせて変えて学級を変更することも可能だそうです。
保育園の先生や、療育の先生とも話し合ってよく考えたいと思います。
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