我が家の登校に対する考え方
小学校に入学して、私の地域は分団登校を基本としています。
我が家としても、分団登校で行くことの必要性を感じていました。
分団で登校することで、
地域での他学年とのつながりが増え、小学校での生活がしやすくなるし、
朝徒歩で登校することで、授業前の適度な運動になり勉強に集中できる
というメリットが多いと感じていたからです。
息子の特性的に分団登校は可能か?
小学校に入学して、私の地域は分団登校を基本としています。
しかし、発達障害の子供にとって分団登校はかなりハードルが高いように感じます。
息子の場合、
①多動によって分団から離脱してしまわないか
②体幹の弱さにより長時間の歩行が体力的に厳しく途中で疲れてしまわないか
③一方的なコミュニケーションによって分団のメンバーとコミュニケーションが取れない状態にならないか
この3点が懸念点でした。
ですが、入学してから半年たった今、分団登校を行えています。
分団登校を行うことが出来るようにするためにした工夫を以下にまとめたので参考にしてみてください。
だんだんと付き添いで歩く距離を減らす
入学してすぐは分団長(6年生)が自宅までお迎えに来てくれます。
そこから分団の集合場所まで一緒に歩き、小学校まで行くのですが、
本人の強い要望のため、最初の1ヶ月は小学校まで徒歩でついて行っていました。
しかし、共働きであることと、いずれは一人で行って欲しいという思いからだんだんと付き添いの距離を減らしていきました。
最終的に分団の集合場所までの付き添いまで距離を縮めることが出来たのですが、
ある日突然、
もう分団で行きたくない!疲れた!
と言って大暴れ‥
なんと玄関のドアを壊してしまったのです。
分団の集合場所に集合するのをやめる
玄関ドアを破壊し、大泣きしてしまっている様子を見て、
本人に理由を聞いてみると
歩いている間ずっと緊張しちゃって疲れちゃうし、楽しくない‥
というのが、息子の分団集合場所に行きたくない理由でした。
要は
①歩く距離が遠くて、身体的に疲れてしまうこと
②歩行ペースが速く、坂などで遅れてしまうので頑張ってついていくのが精神的につらいこと
③あまり会話がない分団なのでずっと緊張してしまっていること
が分団登校の嫌な理由でした。
そのため、まず分団の集合場所に行くのではなく
もう少し学校に近く、歩く道が平坦な所で分団に合流させていただくことにしました。
本当は徒歩でそこまで付き添って合流できるといいのですが、
私の仕事の関係で朝付き添いで歩いて行くのを継続するのが難しいため、車で合流しています。
幸い道も車通りが少なく、道の途中で合流しても迷惑にならないところが田舎の良いところです。
もちろん、分団長のお母様、学校側に許可をいただいて調整しております。
分団での時間が楽しくなるように配慮いただく
これは分団長のお母様からご提案いただいたことなのですが、
どうしても上級生の男の子はお話が苦手なので隣にいても中々話かけられないこともあり無言になってしまうので、
上級生の女の子を隣に来てもらうのはどうだろうか?
というものでした。
その子の性格によると思うのですが、
幸いその女の子はとてもお話が上手で、息子も楽しく歩けるようになりました。
女の子が疲れてしまわないか、定期的に様子を見に行ったりなどの配慮は必要です
現在の登校状況
現在入学してから半年経ちますが、
車で分団に合流する
という形で落ち着きました。
この形にしてから、登校しぶりになることも無くなり、本人の中で納得する形になったかと思います。
様々な人の協力がありこの形に落ち着いていますが、
今後身体がが成長し体力がついてきたら、最終的には家から徒歩で登校できるようになるといいなと思います。
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