前回駅近マンションに住んでみて失敗したというお話を書きましたが、
今回はその反省を踏まえて選んだ家についてお伝えしたいと思います。
色々みてまわりましたが、最終的に購入したのはこちら
- 駅からバスで20分の住宅街
- 土地100坪、建坪45坪
- 築35年の中古一軒家
これだけ聞くと田舎のだだっ広い古い家じゃん
と思われると思いますが、
それがよかったのです。
実際長男は、この家に引っ越して来てから、癇癪が減ったし、問題行動が減ったように感じます。
ADHDの子に合わせて今回の家を選んだのですが、その選んだポイントをお伝え出来たらと思います。
ADHDの子がのびのびと暮らせる家のポイント
広い
ADHDの子は基本的にじっとしていることが苦手です。
じっとテレビを見ていたかと思うと、ソファーで飛び跳ねたりと、
おとなしく過ごしていることの方が少ないです。
そのため、マンションに住んでいた時も、飛び跳ねる、狭いのに走り回る‥
といった行動が見られ、どうしても私は「やめなさい」「駄目だよ」とばかり言ってしまっていました。
それが本人にもストレスだったんでしょう。私が注意する度に、その行動が悪化したり、癇癪を起こしたりしていました。
しかし、この家に引っ越して来てからは、走り回ろうが、飛び跳ねようが、危険がなければ注意しなくなりました。
また、叫んでいても、大声で歌っていても隣の家と距離があるので、近所迷惑ともなく、いちいち注意しなくてもいいので、私もストレスがたまりません。
その結果、長男も叱られないからか、家の中では穏やかに過ごせることが多くなりました。
古い家
予算が自分たちの無理なく返せるローンの額でと考えていたので、初期費用等含めず、2500万円までと考えていました。
田舎といえど、坪単価16万円/坪位なので、100坪あると1500万円ほどはします。
そうすると建物は1000万円で建てなければなりません。
しかも外構費も入れると、建物は800万円ほどの予算となります。
そのため、中古住宅に焦点を絞って探しました。
欲をいえば築10年以内がよかったけど…
なかなか良い物件がなく、合っても変形値だったり、交通量の多い道路が目の前にあったりと。
色々譲った部分もあり、現在の築35年の家になりました。
その際に気をつけたことは、
❞中古物件を買うときに気をつけること❞
の記事に書かせていただきます。
古いと良いことは、暴れ回るADHD児の子は、おもちゃを落とす、下手すると投げるなどの行動が多々あるので、床や壁が傷がつきます。
また、クレヨンなどで壁に落書きしてしまったりと、
駄目だとわかっているのに、やってしまう。欲求が勝ってしまう。
という性質があるので、そういったときに思うのは、
もし新築の家だったら私は絶望していたと思います。
あと、多分すごく怒ってしまうと思います。
ですが、中古住宅で元々傷があるので、「まぁ仕方ないか」と言う気持ちになりました。
庭がある
自由に動き回るのは大好きな長男。
しかし兄弟がいると、下の子がお昼寝していたり、外に出ることができない体調だったりするときが良くあります。
そんなとき、部屋から庭の様子が見られるということは、とても便利です。
また、暖かい季節になると、BBQやプールなどアウトドアが増えてきます。
新しい刺激に弱い長男は、楽しい場所や人の多い場所に行くとテンションが上がってしまって、
行動に制御が効かなくなります。
そのため、なるべく刺激の少ない場所で、テンションが上がってしまっても人に迷惑がかからないところでのびのび遊ばせてあげたい。
と思い、庭遊びが出来るような所に家を決めました。
交通量の少ない場所
突発的な行動の多い長男は、以前住んでいた駅前の道路では度々走り出してしまったため、
ずっと手をつなぐか、「待ちなさい!」と叫ぶかしか方法がありませんでした。
ですが交通量の少ない場所ですと、少し離れた場所に歩いていても、危険性は少なく、
怒ることも少なくなりました。
今では自転車を使って近くの公園まで一緒に行けるように。
このようにADHDの長男のために今の家を選んだと言っても過言ではありません。
多分おとなしい子だったら、駅前のマンションを選んでいたと思います。
でも、今の家を選んで本人や私のストレスが軽減していることは確かなので、
古いけど、大きくてのびのび出来る家を選んで良かったと思います。
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