田舎での子育て生活は楽しいことが多いです。
以前の記事で庭が大きくとれる、交通量が少なくて安全など
田舎での良いところを載せました。
今後の記事でも田舎で子育てしていて楽しいことを載せていく予定なのですが、
田舎には自治会というものが存在し、それを町単位で運営していく必要があります。
この間来年度の役職会議に出席してきて、田舎の自治体に感じた疑問を載せていきたいと思います。
田舎での自治体でどんな感じ?入ったほうがいいの?
と感じているかたは是非読んでみてください。
自治会とは
自治会とは、町又は字の区域その他市町村内の一定の区域に住所を有するものの地緑に基づいて形成された団体(総務省ホームページ参照)
とされています。
これだけだと何の団体か全くわからなかったのですが、要は
その町が住みやすくなるように組織された管理団体
ということみたいです。
私の実家はマンションなのですが、
マンションにも理事会なるものがあってそれと同じような機能を持ちます。
ただし、マンションとは違い管理会社がいないので、
防犯や環境整備、ゴミの管理など自分たちで行わなければならない仕事も多いです。
また、規模が町内と広いため、管理する土地の広さも広く、また構成員も多いのが特徴です。
ここからさらに複数の自治会が共同して参画する連合会もあると、規模はさらに大きくなります。
役員、委員の選出方法
選出方法は地域によると思いますが、私の住んでいる地域は輪番制で決めています。
これは班という地区ごとに決められた小集団の中から選出するので、10年~20年に一回くらいの頻度で委員が回ってきます。
この頻度は住んでいる班の世帯数によっても違いますし
委員の他に班長が回ってくるので、実質何かしらの役があるのは10年に1回くらいです。
班長は回覧板を回したり、自治会費を回収したりするよ
各役職の決め方(役職調整会議)
この班毎に選出した委員の中から、役職調整会議という役員決めを行い、
来年度の自治会役員、委員を決定します。
この役職調整会議が、本当に大変だったのですが、それはまた後日の記事で記載したいと思います。
もう二度と出たくない‥・
共働きに役員は可能なのか?
私も詳しくは役員の仕事全部を把握しているわけではないのですが、役員(会長、副会長、会計など)は平日昼間にも集まりがあり、様々な会議に出席しないといけないようで、
働き盛りの年代は、どうしても出席が出来ない状況になってしまいます。
この地域は30年前ほどに作られた住宅地なので、
当時は共働きが少なく平日昼間に活動しても不都合が無かったのだと思いますが、
現代は共働きの世帯も多く、多忙な役員はどうしても引き受けることが出来ません。
もう少し業務がスリム化すれば可能かもしれないですけど
自治会は入ったほうがいいの?
2年間この地域に住んでみての私の感想になりますが、
子育て世帯、高齢世帯は自治会に入った方がいい!!
です。
これはなぜかというと、自治会には生活活動、防犯防災活動と
生活に直結する2つの大きな役割があるからです、
生活活動は、夏祭りや小学校中学校の校区でのイベントなどを企画運営をするので、
自治会に入会していないとこれらのイベントに参加できません。
また、防犯防災は、災害が起きたときに互いに助け合えるように
要介助世帯を把握したり、備蓄品を確認したりと
特に高齢者世帯や、小さな子供がいて手助けが必要な世帯は有り難い活動を行っています。
もちろん、イベントには参加しないし災害時自分で何とか出来るならば加入の必要がないかもしれませんが、
私はこの地区のお祭りや、地域の関わりが好きですし、
高齢者の方に子供を普段温かく見守っていただいているので、何かあった時は助けたいと思っています。
とはいえ、多忙な中で自治会の仕事が増えることにはなるので、加入したくないと考える人も多いですよね。
今後の自治会のあり方
私の住んでいる地域は、高齢者世帯も多く、今だ紙の回覧板を一軒一軒回している状況です。
しかし、Uターンで子育て世帯も多く住んでおり、多忙な人が多い中、業務をもう少しスリム化していくことが大切かなと思いました。
どうしても今の役員は、定年退職していて昼間時間の融通が利く方にお願いしてしまっていますが、
その方も高齢で多忙な役員をやるのが、体力的にも大変だと思うのです。
なので、体力がある若い世代が役員を無理なく行えるようICT化であったり、分業制であったりと
役員の業務が軽減されれば、みんながつらい思いをしないで役員を行うことが出来ると思うのです。
この地域アットホームな雰囲気が好きで転入したので
皆が無理なく、仲良く過ごせるような仕組みが出来たらいいなと思います。
今後、自治会の役員や委員についてもわかるところは記載していきたいと思いますので、
自治会加入の判断材料にしていただけたらと思います。
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