放課後デイサービス利用のため市役所へ申請に行きました

person wearing black coat close-up photography 就学準備

以前の記事で放課後デイサービスを利用するには、市役所の福祉支援課(自治体によって課名は違います)にて申請を行わなければならないですとお伝えしました。

この申請は特にホームページでお知らせがあるわけではなく、自分でいつ頃の申請開始かを福祉支援課に電話または窓口で問い合わせなければいけません。

または支援員がついているかたは、そちらから情報をいただける場合もあると思います。

私の自治体は1月中の1か月間が申請期間でした。

その申請はなかなか準備が大変なので、必要だったことを簡単にまとめてみました。

放課後デイサービス利用の申請

申請に必要な書類

まず必要な書類があるので以下を用意します。

①申請書類(これは市役所でもらえます)

これに関しては簡単に利用者児童名や保護者名を記載するだけなので特に事前準備は不要です。

児童発達支援センター経由でもらえたというママ友もいたので、これは自治体や担当者にもよります。

事前にいただけたら落ち着いて記載できると思います。

②診断書

小学校で支援級、支援学校へ進学予定の子はこの診断書は不要です。

しかし、通級指導室であったり通常級へ進学予定の子はこの診断書が必要になってきます。

診断書をいただくには小児の児童精神科や発達こども病院など記載していただく必要があり、普通の小児科で記載していただくのが難しいです。

しかし、児童精神科は病院数が少なく、なかなか予約が取れないので、早めに取得しておくことがおススメです。

申請の流れ

まず、申請に必要な書類を持って市役所の福祉支援課へ行きます。

窓口で対応してくださる職員さんは担当が決まっているため、窓口で待ちたくない方はあらかじめ予約していくことがおススメです。

先ほど紹介した書類を提出し、次は面談を行います。

市役所職員との面談

この面談が申請の中で一番大変かもしれません。

先述した準備が必要というのはこの面談に対してが大きい意味を持つと思います。

申請を行うと最大23日/月で放課後デイサービス利用の許可が出ます。

自治体によって差があるのですが私の自治体では最大23日/月取得するのが難しいと言われています。平均は10日/月ですと前もって言われたとママ友は言っていました。

クロミツ
クロミツ

共働き家庭の子はどうしたら……

私も実際面談を行なっていただき、少し圧は感じました。

まず聞かれたのは、「本当にキッズクラブで過ごすことがができないのか。

要は、月10日/月は放課後デイサービス利用し、残りはキッズクラブで過ごしては?という提案です。

しかしこれだと週2日ほどしか放課後デイサービスを利用できず、息子には負担が多いと思ったので、

息子の困りごとを伝え、何とか月23日/月の利用申請を受け付けてもらいました。

この困りごとを伝えるポイントとして、

①キッズクラブで過ごす際に危険な所

②キッズクラブを利用することでに対象児童の身体、精神の悪化の心配

この2点を強調してお話しするといいです。

①に関しては、キッズクラブの職員配置人数の関係上、支援が手薄になってしまうので、多動性のある息子の利用が多くなることで他の児童に迷惑がかかる可能性があること、

また慣れない環境だと探索行動が多くなり、さら多動が激しくなる可能性を話しました。

②に関しては、新1年生のうちは学校も新しく、色々な刺激が多い中で、人数の多いキッズクラブに通う日数が多いことで、精神的に不安定になる可能性をお伝えしました。

これら2点のことを踏まえて、ずっと月23日/月の利用を考えているにわけではなく、環境に慣れたらキッズクラブの利用を増やしていくつもりがあることを伝えると、職員の方もご納得されやすいと思います。

児童生活聞き取り調査

これは保護者対する聞き取りなのですが、食事、排泄以外にも集団行動での困りごとを細かく質問されます。私は質問される度になんとなくできないことを指摘されている気分なってしまったので、気持ちを強く持つといいです。

申請から結果待ち

この申請が終わったら、この後審査会が行われ、その結果が大体申請から2週間後くらいに電話で伝えられます。市役所のほうから支援員の方にも連絡がいくようになっているので、自分から連絡する必要はないですよ。

正式な書類が届くのは3月末になりなすので、この電話の結果をもとに各放課後デイサービスの利用の手続きにいくといいですね。

クロミツ
クロミツ

申請手続きの際にみなしの利用日数を教えてくれることもあるので、聞いておくと便利ですよ

以上が放課後デイサービスの申請の流れとなりましたがいかがだったでしょうか。

なかなか自治体によっては圧迫面接のような形式なので、前もって質問に答えられるような準備をしておくといいです。

皆さんにとっていい環境で放課後の時間を過ごすことができますように。

プロフィール
この記事を書いた人

35歳2児の母。
東京の大学病院で8年看護師をし、長男の出産後、田舎へ移住しました。
長男はADHDで療育利用中。
自宅から車で10分の小さい病院で時短看護師をしています。
→現在は大学で助手(産休代替)に転職しました。
看護師ならではの視点でADHDの長男と関わっているのですが、なかなかうまく行かず、様々な人の手を借りて何とか子育てと仕事を頑張っています。田舎での子育て5年目です。
インスタグラムもゆるゆる活動しています。

クロミツをフォローする
就学準備
クロミツをフォローする
ADHDを田舎でのびのび育てるハナシ

コメント

タイトルとURLをコピーしました