保活;杉並区2023年解説

person holding baby's hand 子育て【東京編】

私は長男出産時には杉並区に住んでいました。

なので、杉並区で保活をしたんですけれど‥・

見事落選しました。

色々分析して挑んだんですが、努力でどうにかなるものではないですね。

私が保活したのは5年前でしたが、‘’令和5年度 保育施設利用のご案内‘’ を元に

2023年度の傾向を分析したので、ご参考になればと思います。

2023年度の杉並区保活状況

特徴

杉並区に限らず、東京の保活すべてで言えることですが、

基準指数というものがあり、それは就労状況や、保育が必要になる理由によって点数が違います。

それに加えて調整指数という、多子世帯や生活保護など、基準指数に点数がプラスされていく制度があります。

基準指数+調整指数の合計で、同一指数だった場合、優先順位の項番が高い人が優先入所となります。

杉並区は去年入所出来た人の、合計指数と優先順位の項番を事前に提示してくれているのです。

なので、自分の点数、優先順位から、「この保育園はいけそうだな」とあたりがつけられるのです。

これはありがたいですよね。

0歳児入所のボーダーライン

去年の合計指数と優先順位の項番で、受かるボーダーラインを見てみると、

0歳児では合計指数が40点、優先順位の項番が⑦という園がほとんどでした。

この⑦という項目が「杉並区の在籍年数」です。

なので杉並区に早くから住んでいた人が有利ということですね。

どうしても保育園に入らないといけなくて、調整指数で加点が望めない場合、

妊娠、出産を気に杉並区へ転入を考えている方は、あまりオススメできないです。

ちなみに私も5年前、この優先順位の項番で落選しました。

結婚時に転入したので、3年間杉並区に在住していたのですが、駄目でしたね…

調整指数で分かる杉並区の児童福祉

基準指数はもちろんなんですが、調整指数は各自治体によってかなりバラツキがあります。

そのため、この調整指数を見れば、その自治体がどんな児童福祉に力を入れているのか、わかります。

杉並区の場合

・育児休業のために退園していて、再申し込みする児童に+10点

→一時期問題になった、下の子の育児休業中、退園した上の子が再度入園希望した時、保育園に入れない。という問題に力を入れている、又は宇育児休業中の人は家庭で見てくださいという思惑かも?

育児休業中、復帰前提で申し込む場合、1歳児以上なら+2点以上加点

→2018年以前は認可外加点があって、認可外保育園に入れてから認可保育園に申し込むことで加点がもらえ、認可保育園に入りやすくなっていたが、それを育児休業と同点数にすることで、育児休業を取る方が得なのでは?という方向に持って行き、0歳児の家庭保育を促す。

このように考えると、杉並区は育児休業の習得と、家庭での保育を優先して考えている印象がありますね。

プロフィール
この記事を書いた人

35歳2児の母。
東京の大学病院で8年看護師をし、長男の出産後、田舎へ移住しました。
長男はADHDで療育利用中。
自宅から車で10分の小さい病院で時短看護師をしています。
→現在は大学で助手(産休代替)に転職しました。
看護師ならではの視点でADHDの長男と関わっているのですが、なかなかうまく行かず、様々な人の手を借りて何とか子育てと仕事を頑張っています。田舎での子育て5年目です。
インスタグラムもゆるゆる活動しています。

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